始まる裁判員制度:鳩山法相、IT法廷を視察 尋問映像など視聴設備も

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080521dde041040051000c.html

市民が裁判員として加わる裁判員裁判では、検察側、弁護側双方が冒頭陳述や証人尋問の内容を分かりやすくすることが求められる。IT法廷は大型ディスプレーや小型モニター、DVDデッキなどを備え、裁判員や検察官、弁護人らが同時に画像を見られるよう工夫されている。検察の取り調べを録画録音したDVDも再生できる。全国の170法廷に設置される予定だ。

テレビのニュースで、鳩山法務大臣ロッキード事件で証人として出廷した際の思い出話をしていて、証言がうまく行かないと扇子であおいでいた田中元首相の手が止まり、うまく行くとうなずきながら扇子であおぐ、などと言っていたのを、おもしろく、また、懐かしく感じました。法相の周囲の人が、その話を聞きながら引きつったような笑顔を浮かべていましたが、ああいう時には、もっと明るく笑ってあげてもいいのでは、と思いました。
それはともかく、IT法廷は結構なのですが、今後は、いろいろな情報を「紙」で用意するのはわずらわしく、負担にもなるので、当事者が作成したデータを、わずらわしさを伴なうことなく、簡単に法廷で顕出できるようなIT法廷にしてほしいと思います。