京都家裁書記官を聴取へ=偽造判決で口座解除関与か−家裁を捜索・埼玉県警

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081207-00000026-jij-soci

さいたま地裁熊谷支部が偽造された虚偽の判決文に基づき、振り込め詐欺に使われた疑いがある預金口座の凍結を解除していた問題で、埼玉県警は7日、京都家裁の男性書記官(35)が関与した疑いが強まったとして、同家裁を家宅捜索した。

町村ブログでも取り上げられていました。家庭裁判所のガサ、というのは、滅多に起きるものではないでしょうね。
この男性書記官と振り込め詐欺グループが、どこで接点を持ったかはよくわかりませんが、公務員で、ギャンブル、遊興等で出費がかさみ借金で首が回らなくなっている人、というのは意外に多く、この書記官も、そういった問題を抱える中で取り込まれていった可能性があるでしょう。そういった問題を抱えていなくても、何らかの仲介するような人間が介在して、金欲しさに加担した、という可能性もあるかもしれません。今後の捜査により解明されるはずですが、日本の裁判所も、外国にあるような腐敗した裁判所のように、組織内部に腐敗分子が入り込み外部の犯罪組織と結託して悪辣な行為に及ぶ、という状況に、次第になりつつあるのかもしれません。
例えば、裁判員の個人情報(名前、住所等)が、こういった職員を通じて外部の犯罪組織へと流れ、悪用されて、懐柔、脅迫、報復(最悪のケースとしては殺害)等が行われる、といったことも、冗談ではなく本当に起きてくる可能性も、今後はあるでしょう。