http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080522k0000m040112000c.html
容疑者は甲府地家裁都留支部長だった08年2月19日〜3月19日、山梨県内の女性の携帯電話に「今度いつ会えるかなあ」などのメールを匿名でインターネットカフェなどのパソコンから十数回送信し、女性に不安を与える行為をした疑い。恋愛感情が受け入れられず恨んでいたらしい。
相手は裁判所職員の女性、ということですが、あってはならない不祥事であり、こういった人物が裁判官として存在してしまった、ということについて、国民の厳しい批判が浴びせられることは必至でしょう。
記事によると、4月10日に、東京高裁から宇都宮地裁に対し、この裁判官が捜査対象になっている、という連絡があったとのことですが、なぜ東京高裁がその事実を知ったのか、知らせたことが捜査に支障を生じさせなかったのか、その後、この時期の逮捕に至るまで、裁判所、検察庁、警察の間でどのようなやり取りがあったのか、といったことについても、興味を感じます。