上智大生殺害:家族「10日前つけられる」帰宅時不審な男

http://mainichi.jp/select/today/news/20080908k0000m040088000c.html

家族の証言で、玄関にあるはずのスリッパが2階の焼け跡に2足並んでいたことが分かった。事件前に、顔見知りが上がり込んだ可能性も残されている。放火して証拠隠滅を図っていることからも、小林さんに何らかの関係があった男の疑いもある。
事件前にストーカー行為をしていた男が顔見知りだった可能性も捨てきれない。

被害者は、親しみやすい性格で交友関係も幅広かったようですから、そういった交友関係の中に、一方的な好意を抱くなどしていた者がいて、海外留学直前に犯行に及んだ、という可能性は、確かにあるでしょう。
女性の場合、男性以上に、日々の出来事を日記に書いたりしている場合があって、放火したのも、そういった中に犯人の手掛かりが残ることを消し去ろうとした可能性があるのではないと思います。可能性としては、やはり、まったくの見ず知らずの人間というよりも、何らかの顔見知り、という可能性のほうが高そうです。
事件発生後、12年が経過し、時効成立まであと3年というところまで来てしまいましたが、捜査線上に浮かんで、一旦は消してしまった人物を、改めて徹底的に洗い直してみると、その中に、意外にも犯人が存在する可能性もあります。