<大分・教員採用汚職>教員採用「カネとコネ」とうわさ絶えず 暗部に踏み込む

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080706-00000018-maiall-soci

現職の校長や教頭らが、わが子の採用を求めて教委幹部にわいろを贈る構図。同県では以前から「教員採用はカネとコネ次第」とのうわさが絶えず、県警がその暗部に踏み込んだ。

昔、ある地検にいた際、この種の贈収賄事件の捜査に加わったことがありますが、教員の採用や異動に絡んで教育委員会の幹部が賄賂をもらい放題もらっていて、捜査しながらあきれ果てる思いがしました。
金で教職を買うようなことをしても仕方がないだろう、と思いますが、特に地方では、教員というのは社会的地位もそれなりにあり給与等の待遇も良い、魅力的な仕事で、賄賂を贈ってでも子供を教員にしたい、と思うものなのかもしれません。しかし、そのツケは高くついてしまった、ということでしょう。