衣笠氏ら発掘、伝説のスカウト木庭氏死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000049-nks_fl-base

広島商を卒業後、証券会社などを経て広島のスカウトに。衣笠祥雄、高橋慶彦、長嶋清幸、川口和久、大野豊、正田耕三、紀藤真琴ら名選手をスカウト。無名選手を発掘する眼力は素晴らしく、広島黄金時代の影の立役者となった。広島退団後は大洋（現横浜）、オリックス、日本ハムでも活躍。
またスカウト活動にも革命を起こした。日本で初めてスピードガンを導入。またスカウトが携帯するメモ帳タイプのスコアブックも考案した。

木庭氏の活躍については、

スカウト (講談社文庫)

で描かれています。これについては、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050514#1116038279

でコメントしたことがありますが、木庭氏のようなスタイルのスカウト活動が成果をあげることができたかつての日本は、金、金、金の今とは違う良い日本だった、ということも言えるかもしれません。
広島ファンとして、感謝の念を改めて抱きつつ、ご冥福をお祈りしたいと思います。