右派の論客「一水会」創設者、作家の鈴木邦男さん死去 79歳(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
連合赤軍事件や三島由紀夫の自決に衝撃を受け、1972年「一水会」を立ち上げた。「親米」を掲げた旧来の右翼団体とは違い、「反米」を掲げた同会は「新右翼」と称された。
新右翼として一世を風靡した人でしたが、徐々に暴力的なものとは距離を置くようになり、マイルドな路線へと移行していった印象があります。ヤルタ・ポツダム体制反対を掲げた新右翼の流れの先頭に立っていた、その存在は歴史の中に残ることでしょう。
米国に追随していれば安心という風潮は、ドイツドイツと草木もなびくと言われた、日独伊三国同盟の頃の日本と重なるものがあります。米国追随路線が吉と出るか凶と出るか、いずれ歴史の審判が下る日が来るはずです。
鈴木氏は猛烈な読書家で、その読書法は著書で読んだことがあります。私も、その足元にも及びませんが、できるだけ本は読んでこれからも勉強したいですね。