女性不明 遺体運び?バッグ押収 下水道にカード片

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000094-san-soci

容疑者が東城さんの遺留品などをトイレに流して証拠隠滅する一方、遺体の一部や刃物をバッグに隠して持ち出した可能性が高いとみて、バッグを押収。血液反応などの鑑定を進めている。

この事件について、現在、私が感じている疑問は、なぜ、被害者を自分の部屋に連れ込んだのか、ということです。この種の事件で、暴行目的の下、被害者方で襲う場合、そこで暴行に至るのが普通で、わざわざ自分の部屋に連れて行けば、身元を明かすようなもので(特に本件のように隣の隣の部屋、という場合は)、一種の自殺行為でしょう。それが自殺行為ではない、というための唯一の方法は、当初から被害者を口封じのため殺害するつもり、その意味での計画的犯行、ということしかありません。
そう見ると、非常に手際よく遺体を切断するなどした、ということについても、説明がついてきます。遺体を切断する、と口で言うのは簡単ですが、実際には非常に力を要する、手間がかかることであり、当然のことながら、切断、解体するための道具類も必要です。計画性がなければ、通報を受けた警察官が、マンションに多数集まる中、道具類を求めて慌てて外出し買ってくる、ということになりますが、とてもそのようなことができたとは考えにくいでしょう。やはり、当初から切断、解体用の道具類を周到に準備していた、準備していたからこそ、狭いワンルームの室内で(テレビで、同じ建物内の同タイプの部屋を紹介していましたが、バスルームもユニットバスで狭く、よくこの程度の場所で遺体をバラバラにできたな、と思いました)短時間のうちに切断、解体できたという可能性が高いように思われます。
そういった計画性や、準備の具体的内容といったことも、徐々に解明されているのではないかと推測されます。