ネット犯罪対策サミット:「フィッシングキット」も流通 「人のぜい弱性」対策を

http://mainichi.jp/life/electronics/archive/news/2008/05/20080526mog00m100052000c.html

利用者教育の必要性についてフィッシング詐欺のオンラインゲーム教材「Anti−Phishing Phil」を開発した米カーネギーメロン大学博士課程のスティーブ・シェンさんが発表し、「フィッシング詐欺には、ほかの詐欺についての知識が応用されない。金融詐欺について知っているのに、(総合販売サイト)アマゾンをかたったフィッシングメールには応じてしまう」と指摘。「特定の攻撃についてではなく、複数の攻撃手法に対応できるような教育が必要だ」として、ユーザー参加型のゲームで学ぶなどの研修方法を提案した。

日本陸軍のように、科学技術や物量を軽視し、過剰に精神力に依存するような方法は間違っていますが、科学技術が進歩しインターネットを利用してあらゆることができるようになっても、最後に試されるのは、やはり、人間としての底力、人間力、ということでしょう。
細かい、詳しい知識の前に、何か変だな、ここはおかしいな、と機転をきかせ敏感に察知できるだけの基礎知識、感覚を身につけておく重要性ということも感じます。