http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080312-OYT1T00842.htm?from=main5
関係者によると、学位取得を巡る現金の授受は嶋田学部長が消化器病態外科(第2外科)の教授になった1992年ごろから始まったとみられているが、2000年から05年ごろにかけて、少なくとも研究室の大学院生らの論文審査で主査や副査を務めた教授ら十数人が、現金を受け取っていた。額は10万円のケースが多く、一部だけを受け取るケースもあったという。
贈収賄罪の構成要件を満たしている可能性は高いので、関係者は、首を洗い着替えや歯ブラシなどを用意しておいたほうが良いと思いますが、こういった、世間の常識からかけ離れた、非常識そのものの金銭授受を、一種の「常識」であるかのように繰り返す感覚や閉鎖性は、かなり問題でしょう。
私は実務家なので、「学位」というものが、なぜ、それほどありがたいものなのか、感覚としてよくわかりませんが、金で買ってでも学位がほしい、という感覚は、正常なものとは到底思えません。