機内で男性客が心肺停止、乗客の看護師が救う

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000980-san-soci

先月28日、妹(21)とバリ旅行のため関空発の日航機に乗っていた。夜勤明けの疲れで機内で眠っていたが、斜め前の座席で60歳代の男性が倒れた物音に気付き、目をさました。
呼吸音から、舌がのどに詰まる舌根沈下の状態であることに気づき、駆け付けたが、男性はすでに心肺停止状態。気道を確保しながら心臓マッサージを始めたところ、機内に乗り合わせていた別の女性看護師2人も協力し、男性はまもなく息を吹き返した。

柴田さんは看護師になって2年目。救急医療に苦手意識があるといい、その分、積極的に勉強会に出席するなど努力を重ねていた。機内でのことについて「とっさの行動でしたが、研修で身につけた技術が役立ってよかった」と振り返る。

突然、重大なことが起きると、思うように行動できないものですが、この人は、23歳の若さにもかかわらず、適切な処置を施し尊い人命を救っていて、本当によくやったと思います。
人間には、どうしても「運」というものがつきまといますが、心肺停止に陥った男性にも、運があった、といえるでしょう。
暗く悲しいニュースが多い中で、希望が見出せるような気がするニュースでした。