「グーグル恐怖症」を克服できるか

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たとえば、PDFなどの資料がメールに添付して送られてきたとしよう。多くの人は、無意識のうちにそれをPCにダウンロードしようとするだろう。しかし、それは必ずしも必要なことではない。ネットワーク上に置いたままで作業し、作業結果を送り返せばよい。後で必要になったときには、再びネットから取り出せばよいのだ。だから、PCにダウンロードする必要はないのである(ただし、バックアップのためにPCにも保存しておくことは、意味があるだろう)。
したがって、この方式に移行するには、行動習慣を積極的に変えてゆく必要がある。

確かに、野口氏の指摘している通りで、この方法でいろいろな作業を進めるようになると(私もそのようにしていますが)、Aという場所で一定のところまで作業を進め、進んだところまででデータをネット上に置いておき、次にBという場所でネット上からデータを取り出して作業を続行し、ということができ、PCやデータを持ち歩く必要がなく、便利です。ただ、「ネット上でのデータの置き方」は工夫が必要でしょう。私の場合は、PCのハードディスクと同期が取れるオンラインストレージサービスを利用しているので、複数のPCを使用することで(それだけふらふらしているということでもありますが)、重要なデータのバックアップを常に複数持っている状態に保つことができ、その点でも便利です。
立ち回り先に、PCを点々と配置し、必要があればどこかで借りて使うこともできるので、日常生活ではPCを持ち歩かないことにして、その分、多機能の携帯電話を持ち歩き(ここをスマートフォンにするかどうかで、最近、迷ったわけですが)、携帯電話特有の便利な機能を徹底的に使いまわそう、としているところです。
こういった手法は、今後も工夫して、利便性を高めて行きたい、と思っています。