デイトレーダー「バカで浮気で無責任」 経産省次官の「経済オンチ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080208-00000003-jct-bus_all

北畑次官は、「本当は競輪場や競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主だ」と、デイトレーダーを罵倒。さらに、「馬鹿で浮気で無責任なので、議決権を与える必要はない」「(米投資ファンドのスティール・パートナーを引き合いにして)経営者を脅す悪い株主」と批判した。

経済産業省事務次官という高位高官が口にする言葉としては、幼稚であり、品位も感じられず、思慮浅薄という印象しか受けないですね。

http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008020802_all.html

で、あの「ジェイコム男」さんは、

人間性にまで発言するのはどうかと思う部分はある。短期に株を所有する人は、株価に影響する経済指標、会社の状況などを毎日、勉強や研究をしながらやっている。堕落していたら利益は出ない。また、株を持っている間に株価が下がれば損をする。株を買う時点で責任が生じており、無責任ということはないのでは。そもそも、株主を差別するのはまずいでしょう」と理路整然と反論した。

とのことですが、こちらのほうが、むしろ経済産業省事務次官らしい発言、という印象を受けます。なかなかの説得力で、感心しました。
この程度の人物が、事務次官という地位に登りつめてしまう経済産業省という役所に対する国民の不信感も募るのではないかと思われ、情けない気持ちになります。