教会の6900万円着服 「悔い改めよ」と告訴せず

http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20071209mog00m040014000c.html

宗教法人日本基督教団」東海教区(甲府市下石田2、北紀吉議長)の会計担当だった男性信徒が、信徒からの献金約6900万円を着服していたことが分かった。自分が経営する会社(既に倒産)の運営のためだったという。06年1月に発覚して解任されたが、同教区は「本人が悔い改めることこそが大切」として業務上横領容疑での刑事告訴を見送っている。

教区に弁済を約束して支払いを続けているが、着服額には満たないという。

キリスト教的な寛容の精神に基づくのかもしれませんし、「レ・ミゼラブル」で、銀の蜀台を盗んだジャン・バルジャンを許し蜀台を与えたミリエル神父が想起されますが、信徒の真心から出た献金を約6900万円も着服するという悪質な行為に対しては、毅然として刑事告訴も行いけじめをつけることも、犯人をして悔い改めさせ、神の御心に沿う措置なのではないか、という気がします。
先ほど、本ブログのデザインをクリスマスバージョンに変更しましたが、クリスマスを前に、神の御心とは何か、といったことを考えさせられるニュースです。