警部補らを懲戒処分=取り調べで暴言―大阪府警

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000116-jij-soci

府警によると、警部補らは9月3日、女性が落とした財布を着服した遺失物横領容疑で府内の男性会社員を任意で取り調べた際、「殴るぞ、おまえ」と必要以上に厳しい言葉で追及するなどして、警察の信用を失墜させた。
男性は隠し持っていたICレコーダーで取り調べの状況を録音しており、警部補らを特別公務員暴行陵虐容疑などで大阪地検特捜部に告訴。特捜部は警部補について、脅迫容疑で立件する方針で捜査を進めている。

あれだけ暴言を吐きまくって、減給10分の1(1カ月)程度の処分とは、随分軽いものですが、「警察の信用を失墜」という観点で見ると、既に失墜しきっていて、今さら失墜しても、このおまわりの月給の10分の1・1か月程度でしかないということは言えるのかもしれませんね。
こうした行為で迷惑を被った相手の被害が、その程度で済むようなものではないことは明らかですが、脅迫罪でお茶を濁す立件が検討されているようであり、検察庁と警察が裏で談合していて、罰金刑がない特別公務員暴行陵虐罪ではなく罰金刑もある脅迫罪を適用し、懲戒処分を受けたことを「社会的制裁を受けた」などと評価して、罰金(最高額でも30万円)処理する、このおまわりはこれからも大手を振って市民をいじめ続ける、という流れになっている可能性はあると思います。