アンネの隠れ部屋再現 広島・福山、ホロコースト記念館

http://www.asahi.com/life/update/0930/OSK200709300025.html

アンネ一家の屋根裏部屋(幅2メートル、奥行き4.6メートル)は2階展示室に再現された。黄ばんで黒いカビが生えた板壁、質素な木製机、壁に張られた当時のスターやバラの写真などが薄暗い照明に浮かび上がり、当時の暮らしを物語る。
日記のレプリカは真っ赤なチェック柄で縦17.5センチ、横15センチ、厚さ2.5センチ。欧州以外の施設で初めて複製が許可された。ページいっぱいに書き連ねた文字からは、アンネの息遣いを感じとることができる。

常設展示としては世界で初めて、とのことで、日本にいながらにして、このような歴史的に意義のある部屋や日記等の再現を見ることができることはなかなか得難いことだと思います。
ミャンマー情勢からも明らかであるように、アンネ・フランクを死に追いやり、その夢を奪った圧政、人権抑圧、といったことは、現在の世界でも各地で猛威を振るっている状況にあり、日本や日本国民として、そのような状況に対し何ができ何をすべきか、ということを、この展示を通じて考えてみるべきでしょう。
広島に帰省する際にでも、福山で途中下車して、見学したいものだと思いました。