迷惑メール、規制強化へ 承諾ないもの一律禁止 総務省

http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200708220294.html

送信手法も巧妙化しており、「現行法の規制は形骸(けいがい)化している」との指摘も出ていた。このため総務省は規制の実効性を高める必要があると判断し、事前に受信を承諾していない相手に宣伝目的のメールを送ることを違法とする方針を固めた。

違法、ということになれば、規制の実効性が高まるのでしょうか。私は悲観的ですが、悲観的なのは、おそらく私だけではないでしょう。
取り締まるのは警察、ということになるはずですが、それでなくてもなかなか動いてくれない警察が、迷惑メールでどこまで動いてくれるのでしょうか。そういった点で総務省に文句を言っても、取り締まるのは警察、と逃げられるのが関の山で、迷惑メールが減って良かったね、というハッピーな結末など夢のまた夢ではないかと思います。
実効性、ということを口にするのであれば、本当に実効性がありそうな方法を考えてほしいものです。暑くてうんざりしている時に、こういったピント外れのニュースに接すると、ますます暑苦しく、うんざりさせられます。