国際電話:1回4700円…カード払い「高額」苦情相次ぐ

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070817k0000m040144000c.html

米国の通信会社「BBGコミュニケーションズ」が運営。世界中に通信網を展開し、有名ホテルチェーンとも提携しているという。
同社の国際電話は世界各地の公衆電話やホテルで案内されており、「1800」で始まる11けたの番号を打ち込むと同社のシステムに誘導される仕組み。音声ガイダンスに従ってカード番号や有効期限をプッシュし、相手先の電話番号をダイヤルすればつながる。料金は、相手が出なかった場合も請求される。
しかし、料金体系に関する表示はなく、カード会社から請求が来て初めて「高い」と感じるケースがほとんど。特に日本人観光客が多いグアム島などでは、電話のかけ方に関する通信会社の説明書と、硬貨やプリペイドカードでかける場合の「不明瞭(めいりょう)な料金は一切不要」という説明書が並べて表示されている。このためクレジットカードでも「通話料以外不要」との誤解を一層招きやすくなっている。

現在、最も安く国際電話をかける方法は、スカイプのようなIP電話を使う、ということでしょう。私も、何度かスカイプで海外在住の人と話したことがありますが、わずらわしさはなく、音声もクリアで、しかも安価で満足しました。ただ、PCが必要なので(必ずしもPCには限られませんが)、一般的ではないかもしれません。
日本から、国際ローミングする携帯電話を海外へ持って行って使うと、通信料は割高ですが、短時間で用件を済ませ、たまっている繰り越し分の通話料分を使ったりすれば、余り負担感なく済むので、海外で日本に電話する可能性がある場合は、そういった携帯電話を持って行ったほうが良いように思います。

http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/index.html

私の場合、GSMエリアでも3Gのエリアでも使える

http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/702i/m702ig/index.html

を使っているので、7月末から8月上旬にかけて海外へ行った際、やや辺鄙なところへ行った時も、何とか携帯のネットワークにはつながり(インターネットはなかなか厳しいものがありましたが)、仕事関係などで何度か日本へ電話した際に便利でした。
昔から、国際電話というものは高くつくものですが、現在もなかなか改善されていない面は残っているので、利用者としても、使った後に「高い」と苦情を言うだけでなく、自衛策、できるだけ安価に使える方法をキープしておく、といったことも必要と感じます。