高市氏陳謝…夫の失言でとんだ“妻”難

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000078-sph-soci

高市早苗特命担当相が24日、夫で山本拓農水副大臣が故・松岡利勝前農相の多額の事務所費に関し「芸者の花代として使ったと聞いた」と発言したことについて「ご遺族に不愉快な思いをさせるものであり、本人も撤回、謝罪しているが、大変申し訳ない」と陳謝した。

夫の問題発言を妻が改めて謝罪するという異例の事態。背景には相次ぐ閣僚の失言や不手際が選挙戦に致命傷を与えかねない状況がある。久間前防相による「原爆投下はしょうがない」発言、麻生太郎外相による「アルツハイマーの人でもわかる」発言。さらには赤城農相の「事務所費問題」&謎の「顔面ガーゼ」。自民党の選対関係者も「これじゃ参院選は戦えないよ」と嘆く。

来る参議院議員選挙では、与党劣勢、野党優勢が予想されている状況にありますが、与党過半数割れ、といった事態になった場合、上記のような数々の「失言」が影響を及ぼした選挙、として長く記憶に残るものになる可能性があるでしょう。
政治家は、言葉で生き、言葉で人を動かす仕事ですから、失言を恐れびくびくしながら話す必要はないものの、言葉というものを大切にしてほしい、という気がします。