http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070718-00000002-jij-soci
今年4月中旬から下旬にかけ、総連に対し、「取引にかかる経費」などとうそを言い、3回にわたり、計4億8400万円を引き出してだまし取った疑いが持たれている。
私自身は、一連の取引の真の目的、朝鮮総連側が何を意図し、どこまで元長官らと一蓮托生であったか、といった本質的な部分に目を向け全容を解明しないと、関係者の刑事責任を正しく確定させることはできない、と考えていますが、上記の報道を見る限り、事件を表面的に捉えて、「言葉に嘘があったから詐欺」という、一種の「形式詐欺」的な構成を考えているような印象を受けます。しかし、そういった表面的、皮相な見方をしていては、後日、大きく足元をすくわれかねないでしょう。