民主議員の団体名借用、高額本押し売り 都内の出版社

http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY200704020292.html

「我々のようなもんがいきなりお伺いしては、仕事の邪魔になると思いましてな」と職場や自宅に押しかけることを示唆。断ると「領土に関心ないのか、日本人だろ」などと怒鳴ったという。

書籍の一つには、同社の社外監査役である吉永祐介・元検事総長(75)が推薦文を寄せていた。吉永氏は「強引な売り方をしていたとは知らなかった」と言う。

ロッキード事件の吉永祐介」も、老いて衰えてしまったか、というのが、このニュースに接した第一印象でしたね。
「あなたの立場で知らなかったでは済まないでしょう」と、徹底的に他人を追及してきた方ですから、社外とはいえ、監査役を務める会社のこのような不始末について、推薦文まで寄せておきながら、「知らなかった」では済まないでしょう。そもそも、このようなことをやっている会社の監査役に就いていること自体、その見識を強く疑われます。
被害者が捜査機関に被害届などを出そうとしても、肝心の書籍に元検事総長、それも著名な吉永氏のような人物の推薦文が掲載されていれば、捜査機関が動いてくれないだろうと誤解して泣き寝入りする恐れもあります。
これ以上晩節を汚さないことを祈るばかりですし、悪徳商法に名前を悪用されてしまうほど衰えているのであれば、弁護士を廃業し完全に引退することも検討すべきだと思います。