飲酒運転:懲戒処分の検事が辞職 名古屋法務局

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061231k0000e040003000c.html

この件は、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061118#1163778940

の続報ですが、11月に処分を受けた人が12月に辞職しているようでは、辞職が遅すぎるでしょう。職にしがみつこうとして失敗し辞職に追い込まれた、という印象を受けた人は、おそらく私だけではないと思います。辞職相当であれば、処分と同時かその直後に辞職する、というのが、特に公務員としての身の処し方でしょう。
公務員は、全体の奉仕者であり、国民の負託に応えるべくその職にある以上、特に、訟務部長のような高位にある公務員であれば、その任に堪えないという事情が発生した場合、即座にその職を辞して責任をとる、ということでなければならないと思います。昔の武士なら切腹して責任を取るところで、命まで捨てる必要がないのは当然として、その職を辞するという覚悟を常に持ちつつ職務を遂行してこそ、国民の信頼が得られるというものでしょう。
これで、こっそりと裁判官に復帰でもしたら、呆れた話ですが、まさか、そのようなことはないと思いますが。>最高裁
ただ、飲酒死亡事故を起こした人間を大使にまで上りつめさせてしまう外務省に比べれば、法務省のほうが、まだマシということは言えそうです。