被告立ち会いで遺体捜索へ 新たな殺人告白で福島県警

http://www.sakigake.jp/p/news/national.jsp?nid=2006110601000735

被告は10月25日、東京高裁で開かれた控訴審第2回公判で「03年の4月か5月ごろ、おそらく福島市内で面識のない女性を殺害した。遺体は山の中に捨てた」と供述。経緯について「レンタカーを脇見運転していて女性をはねた。騒いだのでロープで首を絞めた」と説明した。

身柄を福島に移すという方向で動いているようですが、上記のような「自白」のみの状態では、逮捕状を取るのは無理と思われますから、任意捜査を理由に、裁判所の移監同意を得る、ということにならざるを得ないでしょう。一般的には、裁判所はこういった移監には慎重ですが、上記の事件では、被告人の先行自白があり、捜査の必要性が高いといった事情があり、認められることになりそうです。ただ、令状請求の際には、被告人が引きあたり捜査に同意しているか、といった点について、明確にすることが求められるのではないかと思います。