「実名で性的被害真実伝えて」広島女児殺害父が要望

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060625-00000301-yom-soci

まな娘が性的暴行を受けたことを説明し、これまで遺族感情に配慮して性的暴行の直接的な表現を自粛してきた報道機関に「再発防止のために、真実を伝えてほしい。きちんと実名で報道してほしい」と求めた。
今月9日の論告求刑公判で、検察は、あいりちゃんが首を絞めて殺される前に性的暴行を受けたことなどを詳細に説明したうえで、死刑を求刑した。

被告人・弁護人は、種々の主張、弁解を展開しているようですが、罪の重さ、検察官が敢えて死刑求刑した理由を明らかにするためにも、上記のような、殺害直前の人倫に反する陵辱行為の実態は、きちんと報道されるべきでしょう。
裁判員制度が導入され、国民の多くが、自ら裁判員にもなって刑事司法に直接関わる時代にあっては、辛く悲しい事実にも目を向けることが求められると思います。
先日の、山口母子殺人事件に関する最高裁判決等の流れに照らすと、本件についても、死刑判決は十分あり得るのではないかと思います。判決結果が注目されます。