昨日の裁判員裁判(横浜地裁・3日目)

裁判員裁判】タクシー強盗致傷で懲役10年など求刑/横浜地検
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1001200053/

論告求刑では、「凶器などを事前準備した計画的犯行で、3被告の犯行は危険で巧妙」と指摘。当時は未成年で被害弁償をしている点を考慮し、21歳の男のみは懲役9年の求刑とした。

昨日は、3名のうち残り1名の被告人質問、検察官請求証拠中の一部の取調べ、弁護人請求証拠(情状関係)の取調べ、被告人質問(情状関係)、論告、弁論が行われて結審しました。今日の午後、判決宣告の予定です。
弁論で、私は、モニターに予め準備した主張したいポイントを映し出しながら、それをただ棒読みすることは避け、できるだけメリハリをつけて述べるようにしましたが、そういった、一種のプレゼンテーション的なやり方に慣れ親しんできてはいないので、なかなか難しいものということを改めて感じました。
求刑は、懲役7年から8年程度かと予想していましたが、2名について10年、1名について9年で、予想より重く、裁判員裁判ということで、何らかの考慮がはたらいて求刑を重めに設定しているのかもしれない、という気もしましたが、はたしてどうなのでしょうか。
3日間の審理でかなり疲れ、裁判員裁判というものは疲れるものだということもよくわかりました。