http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000164-jij-soci
刑事弁護を担当していると、被疑者や被告人から、「他にも余罪があるんですが」といった相談を受けることはありますね。
それに対してどうアドバイスするかは、ケースバイケースです。
以前、窃盗の被告人から、「他にも同じような盗みを何件もやっていて、盗んだものが実家に置いてある。警察は知らないが、どうすればよいか。」と相談を受けた際には、被告人としてはこれ以上罪を重くしたくない、ということだったので、聞かれない限り黙っておいて、盗んだものもそのままにしておき、服役後、匿名でどこかの警察へ送付したらどうか、といったアドバイスをしたことがありました。
どのようなアドバイスをするにしても、弁護人としては、被疑者や被告人の意向をよく聞き、リスクも含めて十分な説明を行った上で、適切なアドバイスをする必要があるところです。
参考: