法廷で発砲、判事ら死亡 米アトランタ、犯人逃走

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050312-00000020-kyodo-int

CNNテレビなどによると、発砲したのは強姦(ごうかん)事件で裁判にかけられていた30代の男。警備の警官から銃を奪い発砲したとみられる。
 男は裁判所から逃走する際、地元新聞の記者に暴行した上、複数の車に銃を向けてレッカー車を強奪。その後も車を奪って逃走している。

被告人に銃を奪われ発砲されるようでは、何のための警備かわからないですね。
以前、民事トラブルの関係で、おもちゃのけん銃を持って東京地裁の書記官室へ行って「パンパン」という感じで発砲した被告人(確か威力業務妨害罪で起訴)の国選弁護を担当したことがありますが、おもちゃとはいえ、けん銃の形をしたものを持っているのに、東京地裁・高裁入口の所持品検査を何の問題もなく通過しているので、驚いたことがあります。
ゴルゴ13の作品の中で、ゴルゴ13が、警戒厳重なスタジアムにプラスチック製のけん銃を持ち込み、狙撃後、風船の中に入れて飛ばす、というものがありますが、徹底した所持品検査でも、危険物を100パーセント発見するのは難しいのでしょう。
今回、アメリカで起きた事件は、今後、日本でも起こり得るような気がします。