旧商工ファンド:公正証書無断作成 依頼先、特定公証人に集中−−都内十数人

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041224ddm041040103000c.html

ヤメ判、ヤメ検のための、おいしい「司法利権」化した公証人制度ですから、今更、国民に信頼されようというモチベーションが持ちにくいかもしれませんが、国民の不信感を招けば、徹底的に改革されて、貴重な老後資金すら失う、という惨状になりかねないわけですから(別にそれで構わないと思いますが)、公証人連合会として、実態を徹底的に調査し、改善すべき点があれば改善する必要があるでしょう。

同社の公正証書作成を請け負っている水上寛治・日本公証人連合会会長(丸の内公証役場)は「手心を加えていることは一切ない。法にのっとって適正に作成されている」と話している。

水上寛治氏は、私が新任検事の当時の東京地検刑事部長で、こういった公正証書により、いかに多重債務者が追い込まれ、収奪され、多くの人が不幸になるか、といったことがわからないはずはありません。名を惜しむ気持ちがあるなら、開き直って終わるのではなく、改善へ向けて動くべきだと思います。

<旧商工ファンド公正証書作成、関連会社で代理人業務
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041128#1101626527