100万円台の「軽EV」出る? 政府は補助金強化も検討! 課題多いEV普及の必要性とは

100万円台の「軽EV」出る? 政府は補助金強化も検討! 課題多いEV普及の必要性とは(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース

「EV先進国」といわれる中国では、100万円台の小型EVが続々と登場しています。  なかでも通用五菱の「宏光ミニ」は日本円で50万円から60万円程度の小型EVであり、月間3万台を超えるという圧倒的なペースでシェアを伸ばしています。

この宏光ミニは、まさに日本の軽自動車と同等のサイズ感であり、最高時速は105km/h、航続距離は100km程度とされています。

一昨年、初めてイタリアのローマへ行ったのですが、街の裏道の多くが昔ながらの道で狭く、そういうところを走れるコンパクトな車が多用されているのが印象的でした。コンパクトなので狭い裏道の脇の軒先のようなところにも駐められ、便利なものだと感心したことが思い出されます。

日本でも、短距離がちょこちょこ走れる、安くてコンパクトなEVで十分という需要はかなりあるでしょう。現在の内燃機関式の自動車が、今後、EVに置き換わっていく際に、日本人に合ったEVを日本メーカーがうまく開発し、メンテナンスも含めうまく売っていくことで、売上や雇用に対する影響を必要最小限度に抑えることも可能になるでしょう。

そういった諸々の意味で、上記のような安価で使いやすいコンパクトEVは、重要な存在として開発対象にされるべきだと思います。