シルクロードのブーム去った中国・敦煌、日本人観光客を熱望…邦人拘束など日中関係ネックに

シルクロードのブーム去った中国・敦煌、日本人観光客を熱望…邦人拘束など日中関係ネックに(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

シルクロードの要衝だった敦煌は、井上靖氏の小説「敦煌」や画家の平山郁夫氏の作品で有名だ。1980年代にはNHKのドキュメンタリー番組が一大ブームとなった。文化財保護で日中協力も進み、日本政府も約10億円の無償資金協力で支援した。

課題は多い。コロナ禍前に認められていた日本人への短期査証(ビザ)免除は再開されておらず、中国観光のハードルは高い。邦人拘束など日中間の懸案もある。

当時のシルクロードブームは、今思い出してもかなりのもので、日本中で多くの人がシルクロードに夢中になったものでした。日本人の琴線に触れるものもあったのでしょう。

記事にもあるように、中国観光のハードルが高くなっている上、観光へ行って夢中で写真を撮っているとスパイ扱いされて拘束されるという危険性も大いにありますから、熱望されているからといって日本人観光客がすぐに増加する状況にはないでしょう。

日中関係の好転や、安易にスパイ扱いされない環境にあることの確認などが総合的に進まないと、なかなか難しいものがあると思います。