この展覧会は、1890年7月29日の朝に自ら命を絶つまで、毎日飽くことなく絵を描き続けたゴッホの最晩年の姿を描いた初めての大規模な研究展となっている。本展が開催されるアムステルダムのゴッホ美術館とパリのオルセー美術館は、それぞれこの時期の作品74点のうち48点を所蔵。本展では、ゴッホの「ポール・ガシェ博士の肖像」をはじめ、ゴッホが胃を撃つ前に描いた最後の作品「木の根」などが展示中である。
最近になって、この特別展の存在を知ったのですが、ゴッホの最期の日々における創作活動の軌跡がかなり解明されているようで、その心象風景を辿る上でも興味深いものを感じます。
アムステルダムのゴッホ美術館での展示はあと1ヶ月くらいで終わるようで、行って見学するならオルセー美術館かなと思っているのですが、さすがに遠いので、動画のバーチャルツアーで、ということになりそうです。
ただ、実際に作品を直に見てみたいという気もして、なかなか悩ましいものがあります。