海に浮かぶ構造、かさむ電気代…「なにわの海の時空館」閉鎖10年で維持費7000万円

海に浮かぶ構造、かさむ電気代…「なにわの海の時空館」閉鎖10年で維持費7000万円(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

年間の来館者は当初見込みの6分の1程度の10万人前後に低迷。累計30億円超の赤字を出し、13年3月に閉館した。市は施設の撤去も視野に入れていたが、菱垣廻船を外に運び出すのに5億円以上、船を解体するにしても数千万円の経費が必要なことなどを考慮し、撤去はせず、民間事業者に活用してもらう道を探ることになった。菱垣廻船や江戸時代の大阪湾が描かれた絵などの資料約9000点の多くは建物内に残されたままだ。

建物、特に公共の建物は、奇抜さや人目を引くことに引きずられず、いずれは老朽化するものですから、解体する際の費用もきちんと視野に入れて建設すべきでしょう。税金が、このような無駄なことに使われていることは、納税者に説明がつかない愚行としか言えません。

見る人もいない菱垣廻船も含め、解体するのが筋だと思いますが、解体にも当然、費用はかかりますから、難しいものがあります。こういう、どうしようもない状態にならないようにすべきであったとしか言いようがありません。