グーグルマップに「古代人の座り込み遺跡」 発見した住民「悲しい」

グーグルマップに「古代人の座り込み遺跡」 発見した住民「悲しい」(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース

マップ情報がいつ、誰によって変更・登録されたのかは不明。現在は削除されているが、「座り込み専用トイレ」「座り込み無料体験受付」などの表記も過去にあったという。  抗議活動の現場では同日、座り込みの日数を示す二つの看板が、「0日」に変えられたり数字が全て外されたりしているのも見つかった。この日は本来、3129日目に当たる。

戦後80年近くが経過し、沖縄が置かれてきた不幸な歴史や被ってきた思い負担といったことへの理解が著しく低下してきているのは由々しきことだと思います。その一方で、抵抗、アピールの手法として、伝統的な左翼的手法に固執していることへの理解が得られにくくなっている現状もあります。座り込む、デモをする、気勢をあげるといった手法にこだわる余り、そういった手法への注目や理解が大きく低下していることへの無頓着があるのではないでしょうか。そこはきちんと考えていかないと、理解はますますされなくなるでしょう。

沖縄への冷たい見方をする前に、沖縄が歩んできた歴史、特に「鉄の暴風」と言われた米軍の苛烈な攻撃にさらされた沖縄の実態を、きちんと見て理解する必要があります。沖縄の海軍司令官だった大田中将が自決前に海軍次官に対して電報で報告したように、絶望的な戦局の中で、沖縄県民は献身的に日本軍に協力し捨て石となった、そこはきちんと見た上で、今の沖縄も見ていく必要があると思います。