IMF、日本の22年成長率予想2.4%に引き下げ ウクライナ危機で

IMF、日本の22年成長率予想2.4%に引き下げ ウクライナ危機で(ロイター) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)やウクライナ紛争など不確実性の高まりを踏まえると、日本経済が深刻な衝撃に直面した場合に備え、当局は迅速に実行可能な緊急時対応策の準備を検討してもよいだろう」と指摘した。 コモディティー価格高による内需減速や地政学的緊張の高まりに加え、中国経済の予想以上の減速も輸出へのリスクになると述べた。

私は経済には素人ですが、今の日本の状況を見ていて、日本が経済的に着実に成長していく要素は極めて乏しいように感じています。アベノミクスも、日本の格差社会化を進め金持ちをさらに富ませただけで、雇用が進んだように見えても非正規労働者が増えただけで、社会はかえって悪くなったとしか思えません。

現政権は、分配を重視するようなことを言ってはいますが、具体策が見えてこず、選挙目当ての掛け声だけに終わる可能性が高いでしょう。

低成長、場合によってはマイナス成長であっても、少子高齢化がこのペースで進んでも、普通の人々が、未成年時には学びたいことを学び、成年に達してからは働きがいのある職業生活を送り、生活の安定を得て、結婚する人は結婚して子供を産み育て、結婚しない人もそれぞれの自己実現を図ることができ、職業生活が終わってリタイアした後は無理なく老後が過ごせる、そういうモデルを、令和の時代において新たに構築し、国民が生き甲斐を感じながら暮らせる、そういう社会を新たに構築しないと、ただただ目先のことに振り回されて、皆が不幸になっていく、そういう道を歩むしかないでしょう。

与党にそれができないなら、野党が明確な青写真を示すべきであり、実現可能な抜本的な対策が示せれば、国民は雪崩を打って野党に流れてくるでしょう。

目先の政争に明け暮れるだけの政治では、国も社会も衰えるだけだという危機感が、もっと幅広く共有される必要を感じます。