与野党、一斉に「分配」主張 経済支援、衆院選を意識(時事通信) - Yahoo!ニュース
最近、
を読んでいるのですが、中世から江戸期にかけての村では、飢饉等で領主から借りたものがあっても、その領主が転封で他地へ移ると、借りたものは返さずに済むという慣習があったようで、こうして庶民へ分配が行われる仕組みになっていたのだろうかと感じるものがありました。
新自由主義が台頭する背景として、英国で「英国病」と言われたような、分配が上から下へと手厚すぎて、努力せず、ただ無為徒食する風潮が蔓延して社会の生産力、活力が失われていく、ということがあったように思います。しかし、現在は、その是正が行きすぎて、格差社会化が進み、かえって経済停滞を招いてしまっている弊害が生じているということでしょう。
選挙目当てでばらまき推進するのではなく、国家社会の在り方として、何を原資としつつ、どのように公平、妥当に分配していくかを考え実行しないと、単なる馬鹿な、破綻へと爆進するばらまき国家になってしまいます。
目先の利益のために、未来の国民にツケを回して知らんふりということにはならないようにしてもらいたいものです。