関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実 (PHP新書)
- 作者: 渡邊大門
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2019/09/14
- メディア: 新書
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私は、
愛読していますが、これはあくまで小説であり、史実に基づいて関ヶ原合戦を見た場合にどうなのかは、いろいろと本が出ていることもあって、きっちり読んでみたいと前から思っていました。これが新しく読みやすそうだったので、読んでみました。
これまで、ネット等で紹介されているのを読んでいたことと、大体沿っていて、その意味では頭の整理にもなりました。
ただ、気になったのは、小早川秀秋の裏切りで、すぐに勝敗が決まったのが史実とされていることと、西軍の頑強な抵抗、勇戦で途中までは一進一退状態であったこと(これも史実であるようです)が、うまく噛み合っておらず、小早川方の裏切りの時期については、そこについての一次史料についても検証の必要があるのではないかという気がしました。
今後も、真実の関ヶ原合戦、については、関心を持ち、別の本も読んでみたいと考えています。