https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-00000083-mai-soci
構想から25年にして映画化を果たした原田監督は「合戦シーンは僕もエキサイトして一軍の将のような気持ちになった」と振り返った。同作は8月26日全国公開予定。
司馬遼太郎作品で自分が今まで読んだ中で、何が一番良かったか、心に残ったかと言われれば、迷いつつ、この作品を挙げると思います。
現在の、かなり主流になっている石田三成像(豊臣家からの天下の簒奪を狙う徳川家康の野望を挫こうとした忠臣)を大きく確立したのはこの作品によると言っても過言ではなく、数多くの文献で紹介されているエピソードを巧みに織り込んで、多様な人間模様を描き出していて、何度読んでも褪せない魅力があります。
映画で、原作のそう言った良さがどこまで出ているか、原作にはないものも出てきているのか、観るのが楽しみです。
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