- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2007/03/23
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このシリーズは、知る人ぞ知る有名なもので、リアルな描き方で私のように捜査、公判の現場を多少知っている者が観ても実におもしろいのですが、DVD-BOX
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をかなり前に買ったものの時間が取れずになかなか観られずにいたので、順序が逆ですが、シリーズ最終作の1つ前の作品を観てみました。最終作はDVD化されていないようで、ネット上では望む声がかなり高いです。
この作品でも、捜査の現場の描き方が実にリアルで、日本のこの種ドラマにありがちな「作り物感」がなく、時間が経つのを忘れて、没入して観ることができましたし、内容に深みがあって、共感したり考えさせられたりしながらの鑑賞でした。
(以下、ネタバレ注意)
ボスニアでの戦争犯罪が事件の重要な背景になる中、主人公の警視が捜査で行き詰まり、父親に相談するシーンで、かつて1945年にベルゲンベルゼン強制収容所(アンネ・フランクとその姉がそこで死亡)を解放した際の惨状を父親が語り、自分には立ち向かえなかったものにお前ならきっと立ち向かえると励ますシーンは、以前に行ったベルゲンベルゼンの荒涼とした風景を思い出しながら、実に胸を打つものがありました。英国で長年にわたり人気シリーズとして製作されてきただけのことはあると、改めて思いました。
今後、DVD-BOXのほうも、徐々に観たいと考えています。