http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150726-00000042-asahi-soci
夏休みの日曜日を楽しむ住宅街が突然、惨劇の現場に変わった。東京都調布市で飛行場を離陸したばかりの小型機が民家に突っ込み、オレンジ色の火柱を噴き上げた。大破した機体。「熱いよ」という悲鳴。引っ越してきたばかりの家族も巻き込まれた。
事故というものは、100パーセント防止はできないもので、起きてしまった時に、せめて重大な結果にならないように、二重三重の安全対策が講じられる必要がありますが、こうした、空港のそばに民家があることは、墜落事故の際に巻き添えになる危険性がある一方、空港自体が、そうした場所にあることで便利に、使いやすくもなるということで、空港のそばにある民家をなくせ、あるいは空港をなくせと単純に論じられない面もあって、なかなか難しく悩ましいものがあると思います。
空港と近隣民家等の共存の在り方、例えば、特に危険性が高い場所については代替地を設けて転居してもらうことなど、あれかこれか、といった二者択一ではない、きめ細かな安全対策が必要ではないか、と素人ながら感じるものがあります。
この事故を、今後の再発防止にできるだけ役立てるように、関係者には是非とも動いてもらいたいものです。それが、こうした空港周辺で不安を感じている人々の安心につながり、犠牲になった方々の犠牲を無にしないことにもつながります。
