タブレットは7型が主流に、市場リーダーもiPadからAndroidに

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ABIによると、同期の出荷台数は前年同期と比べると23%増加したが、前四半期(2013年第1四半期)と比較すると17%のマイナスとなった。シェアはAndroidが初めてiPadを上回った。同期の売上高は127億ドル、このうちiPadのシェアは50%、これまでで最も低い比率という。

Appleは現在もタブレット市場でトップだが、競合がAppleのラインナップに追いつき、追い越しつつある」「リーダーの地位を維持するためには、Appleイノベーションを続け、現実の世界で市場が求めるニーズに対応する必要がある」と同社はまとめている。

Androidタブレットは種類が多く、また、廉価で買い求められるものも次々と出ていて、シェアを大きく伸ばしているのでしょう。その点、iPadは、選択の余地が狭く、廉価で、というわけにはいかない製品ですから、徐々にシェアを落としているのもやむを得ないでしょう。
私自身は、ずっとiPadを使ってきていて、Androidタブレットも複数持っていますが、近く発売されると言われている新iPadminiを購入しようと考えていて、今回、初めて、回線付きモデルにする予定です。既存のiPadは引き続き使いつつ、持ち歩き用にiPadminiを使い回線付きにしておくことで取り出してタイムラグなく便利に使いたいと狙っています。
5インチ程度のスマートフォン(GalaxyS4など)を使い始めると、画面が大きく便利で、タブレットよりもそちらを使う頻度が高くなるのですが、とは言え、タブレットのほうが見やすく便利ということは、やはりあります。そういう時に、7インチ程度の、iPadminiクラスのタブレットは、持ち運ぶのにも便利で、軽く使いやすく、やはりあれば良い、と感じます。最近、iPadよりもiPadminiを持っている人のほうを多く見かける印象がありますが、そういった事情で、7インチクラスのタブレットが売れ筋になっているのでしょう。
今後、間もなく発表と噂されている新iPad、新iPadminiが、どこまでAndroidタブレットを凌駕するようなものになっているのか(あるいは、そうではないのか)が、今後のタブレットの方向性に少なからぬ影響を与えそうな気がします。