<尼崎連続変死>相談10件捜査せず 兵庫県警が検証

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130422-00000069-mai-soci

署員は「親族間のこと」と捜査しなかったという。

21日に県警から検証の説明を受けた谷本さんは、毎日新聞の取材に対し「尼崎東署があの時、動いてくれたら事件はここまでにならなかった。茉莉ちゃんも死なずに済んだ。そういう思いがこもった検証をしてほしかった。納得がいかない」と話している。

茉莉子さんの友人の相談を明石署が「家族間の問題」として取り合わなかったことが判明している。

よくある警察の手法としては、「相談」と称して話だけ聴き(多くの場合、いい加減にしか聞かず聞き流す)、被害届や告訴状を出したい、と言うと、上記のように、親族間のことだからとか、それは事件にならないとか、事を荒立てればかえって為にならない、などと、いい加減なことを言いながら受理せず、仕事が増えるのを避ける、というのが「得意技」(技、というより怠慢ですが)ですね。そういう中で、千葉県警のように、人がストーカーされて殺されかけているのに、署員で連れ立って旅行へ行ってしまう、といったことも起きます(旅行へ行くな、というのではなく、やるべきことはきちんとやるべき、ということでしょう)。そして、事態が深刻になると、非は棚に上げて、散々、逃げ回っておきながら、被害届を出さなかったのは本人の判断だった(警察に散々言われてやむをえず出せなかった、といったことは隠ぺいして)、などとうそぶき、対応に問題はなかった、ということにされがちで、これでは国民も、死んだり怪我をしたりした人もたまらないでしょう。
こういった分野の、警察の対応能力は、かなりいい加減で能力が著しく低下していて、今後も、死なずに済むなど被害にあわずに本来は済む人が、死んだり被害にあったり、といったことが日本全国で起き続けることは確実です。