窃盗:誤認逮捕事件で新たに男逮捕 愛知県警

http://mainichi.jp/select/news/20130511k0000e040199000c.html

誤認逮捕前に、盗まれたギターを別の署が質屋で見つけて押収していたことが判明

盗品を別の署が発見・押収していないかを県警本部などに確認する決まりはなく、一斉照会するシステムもないという。上村武志副署長は「県警内で情報共有ができていれば、誤認逮捕は防げた。連携を深めて同種事案がないよう努める」とコメントした。

被害届や被害品の押収を、データベースを作って管理し、全署で見られるようにしておけば、こういう過誤は避けられ、それほど難しいことでもないのに、なぜやらないのか、ということでしょうね。
警察は、電子メールは使わない(内部の相互連絡では使っているのかもしれませんが)ので連絡するのにいちいち電話しなければならず、資料を送るのも郵送かファックスで、そういうものを使わなければ情報漏洩も防げると勘違いしているのかもしれませんが、忙しい、忙しいと言っている割には無駄が多い、IT面では日本有数の遅れた組織です。こういう方面で、遅れた組織にシーラカンス賞とかが授与されることになれば、おそらく真っ先に授与されるでしょう。そういった遅れた体制、意識の中で、遠隔操作事件の誤認逮捕も起き、サイバー犯罪捜査の改革、などとも言っているわけで、かなり危なっかしく心もとない状態にあることは明らかだと思います。