東京都現代美術館「閉館騒動」で大混乱 「エイプリルフールでした」に都カンカン

http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1763599

2013年4月1日に雑誌が発売されると、この文章がたちまち拡散した。「マジで!?」「もしホントならこれはショック過ぎる」と衝撃を受ける人が相次ぎ、美術館側に問い合わせる人も出た。

対する「月刊ギャラリー」も4日、ウェブサイトを通じ、問題の文章は発売日がエイプリルフールだったことにかけた「ユーモア」だったと釈明した。

エイプリルフールが楽しいものとなるためには、シャレがわかる人がそれとわかるように情報発信し、情報の受け手もそれとわかった上で楽しむ、という、双方が必要で、どちらか1つが欠けても(両方が欠けるとなおさら)、楽しいものにはならなくなるリスクを抱えていると思います。特に、日本では、うまくジョークを発して皆が笑う、というカルチャーが未成熟で、エイプリルフールには、常に、記事にあるような混乱を生じさせるリスクがあると言えるでしょう。それだけに、特に情報発信側には注意が必要です。
私も、昨年は「政界進出」としてみて、真に受ける人はいないだろうと思っていたのですが、ひねりが今一つであったためか、真に受けた(受けて下さった)人が若干おられて、今年は、もっと夢のある(?)ネタにするよう、自分なりに工夫してみました。ただ、ネタ作りもなかなか難しいので、来年以降はどうするかわかりません。
日本のカルチャーにおけるエイプリルフールには、慎重な対処が(発信する側も受ける側も)ということでしょうね。