- 作者: 羽根田治,飯田肇,金田正樹,山本正嘉
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2012/07/23
- メディア: 文庫
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ネットで、たまたま本書の存在を知り、早速、アマゾンで入手して読み始めています。最初の100ページくらいまで読みましたが、かなり興味深く、参考になる内容です。
この遭難事故については、本ブログでも、
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090717#1247797403
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090718#1247846240
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090816#1250392248
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100227#1267275547
とコメントしたことがあり、私も、なぜ、このような大事故が起きたのか興味を持っていたのですが、現在、読んでいる冒頭部分では、事故に至る経緯が、事故調査結果に基づき克明にフォローされていて、その時どこで何が起きたのかが、できるかぎり再現されています。死亡原因となった低体温症の恐ろしさや、それに備えた対策の重要性(ちょっとした装備や準備の違いがこの事故でも生死を分けていることが紹介されています)を考えさせられます。
これから読もうとしている部分では、専門家が、この事故を分析していて、読み進めながら、この事故が起きた原因や導かれる教訓について、いろいろと考えてみるつもりです。
まだ読了していませんが、特に、登山する人や登山に関わるような立場にある人は、読んでおくとかなり有益、参考になる内容ではないかと感じます。