KDDIが「LINE」と提携し問われる通信事業者の姿勢

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120718-00021693-diamond-bus_all&p=1
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120718-00021693-diamond-bus_all&p=2

より本質的な危うさはそのサービスの根幹にある。
LINEは利用者の電話帳の情報をサーバに保管して電話番号によるマッチングを実現、友達探しを簡単にできるようにした。
すでに電話番号を交換したような親しい間柄のみでのコミュニケーションを図れるといった「安心感」が人気を支えている。
だが、実は見ず知らずの相手の電話番号や氏名、そして顔写真まで簡単に収集できてしまう仕組みがあるのだ。
例えば、自身の端末の電話帳に、任意の電話番号を登録すれば、その番号の人が「知り合いかも? 」として表示される。これをPC版と同期させることで、プロフィール上の名前まで分かる仕組みになっているからだ。
プロフィール情報に関しては、Twitterなどと比較しても利用者が実名登録している場合が多い。そのため、電話番号と氏名、あげくその人の画像といった、個人を識別できる情報が現在のところ難なく入手できてしまうのである。
LINEの利用規約第2条3項に「IDを除くプロフィール情報は他の利用者に公開されます」と記載されているため、NHN Japanは「問題ない」との立場である。

最近、利用が広がっているので私も興味を感じているのですが、上記のような、「利用者の電話帳の情報をサーバに保管して電話番号によるマッチングを実現、友達探しを簡単にできる」という仕組みにかなりの危うさを感じ、とりあえず、このサービスを使わなくても困ることはないので、様子を見つつ利用を見合わせています。
便利さが過度に強調されている傾向がありますが、上記の記事でも指摘されているような、年少者が被害にあうような危険性など、気軽、手軽にコミュニケーションが取れる仕組みを支えるのが上記のような仕組みである以上、大きな危険性も併存していることになり、利用者が増えればそれだけ事件、事故も増加することは確実でしょう。
便利さと併存する危険性について、大きく懸念されるサービスではないかと思います。利用にあたっては慎重な検討や運用が不可欠ではないかという気がします。