「朴正煕、血書まで書いて日本学校に入学したのは一種の流行」

http://japanese.joins.com/article/857/149857.html?servcode=400§code=420
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=149858&servcode=400§code=420

−−著書の副題の「From Poverty to Power(貧困から権力に)」はどういう意味か。
「貧困が権力を追求させたということだが、朴正煕は貧困が自分の師だったと語った。 山頂にあった彼の生家に行ってみると、その言葉を直感できる。 父親の朴成彬は両班の家の長男で、科挙を準備している途中、東学に加入して死刑にあうところだった。 その件で家門から追い出され、妻の家の墓守に転落した。 貧しくなるしかなかった。 朴正煕は頭がよく、大邱(テグ)師範学校に入学するが、食事代を出せず、毎年40日ほど欠席した。 小学校でトップだった学生が、大邱師範学校では70人のうち69位で卒業することになった背景だ。 こうした貧困の記憶が彼の将来を左右した」

以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061225#1167019104

でコメントした、朴元大統領に関する本を読んで、興味を感じたのですが、上記の書籍は、かなり本格的な評伝のようで、是非読んでみたいと思いました。日本では、独裁的、強権的な面がかなり強調されているような傾向がありますが、確かに、そういった一面はあったとしても、強力なリーダーシップを発揮して韓国の国民生活を向上させ国力を充実させたことに、今なお韓国国内でも高く評価する人が少なくないと聞いていますから、日本で翻訳が出れば、注目されるでしょう。
「貧困」ということをキーワードにすると、朴元大統領の生涯を、よりよく理解できるのかもしれません。