広島県警に男が出頭 スナック放火で4人死傷

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120303-00000023-ann-soci

午前1時すぎ、姫路市のスナックで、男がガソリンのようなものをまいて火をつけました。経営者の根本藍美さん(27)が死亡し、客の男性会社員が重体、2人が重軽傷を負いました。

昔、検察庁にいた当時に、相手にガソリンをかけライターで火をつけたという殺人未遂事件の捜査を担当したことがありますが、犯人が、ガソリンをかけた後、ライターでかちっと点火した瞬間に、気化していたガソリンに引火して相手の上半身が火だるま状態になったことが、捜査の中でわかって、ガソリンの危険性を痛感しました。被害者の事情聴取を、入院先の病院で行いましたが、首から上が包帯でぐるぐる巻き状態で、こうして検事さんと命あってお話しできて良かったです、と話していたことが思い出されます。
灯油のように、日常生活の中で使用されることが予定され危険性が低く抑えられているものとは違い、ガソリンは、このように危険性が高いものですから、安易に持ち運ぶこと自体を避けるべきでしょう。