宝塚市役所火炎瓶事件 職員「投げられたら一瞬で周りが火の海」

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130712-00000768-fnn-soci

宝塚市の職員は「(火炎瓶を)投げて、火がのぼって、すごい勢いで火が迫ってきたので。すぐに僕ら外に出たんですけど、煙で行き場がなくなってしまって」と語った。
炎はあっという間にフロア全体に燃え広がったが、職員が、中にいた市民を誘導しながら、全員、外に避難した。

幸い死者はなかったものの、1階部分全体が焼ける事態となった。

ガソリンは、非常に引火力、燃焼力が強い、危険なものですから、こんなものを火炎瓶にして投げ込む、というのは、正気の沙汰ではないですね。ニュースで、火災の状況を見ましたが、燃え方がすごくて、あれで死傷者が出なかったのは不幸中の幸いであり、死傷者が出てもおかしくなかったと思います。現住建造物放火罪だけでなく、殺人未遂罪の適用も十分あり得るケースでしょう。
こういった事件は、今後も、地方自治体、公的機関の庁舎では起き得ることで、警備体制のチェック、強化ということも、お金がかかることではありますが、恒常的に、意識してやって行くしかないでしょう。死傷者、特に、死者が出るような、取り返しがつかない事態を考えると、警備員の配置などで一定のコストがかかることを避けては通れない、ということを感じます。