裁判官、傍聴席の抗議に「うるさい」 大阪地裁

http://www.asahi.com/national/update/0408/OSK201104070127.html

原告男性は大阪市内の建設会社を不当解雇されたとして、解雇を無効とすることなどを求めていた。

裁判官は民事訴訟規則に基づき、主文を告げただけで判決理由の朗読を省略。これに対し、支援者らが「理由を説明しろ」などと抗議したという。

私がこういうことを言うのも何ですが、裁判所は国民に信頼される必要があり、判決を聞くため傍聴席に人が集まっているのであれば、簡潔でも理由を述べる程度のことはやってもよかったように思いますし、傍聴人が法廷の秩序を乱せば退廷させるなど毅然と対応すれば良いだけの話で、「うるさい」と言い捨て去る、というのは(確かにうるさかったのだろうとは思いますが)、信頼される裁判所の姿とは言いにくいでしょうね。
こういう荒れ方、というのは、予め予想できるわけですから、幼稚な対応で世間の笑いものになったり、ひんしゅくを買わないように、十分準備して法廷に臨むべきでしょう。