部下の資料、目の前でゴミ箱へ…パワハラで処分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110208-00000140-yom-soci

男性職員は昨年5〜11月、資料を提出した部下に「これを読めということか」と大声でどなったり、部下の前でメモを丸めてごみ箱に投げ捨てたりしたほか、わざと書類からはみ出して押印するなどの嫌がらせを繰り返していた。調査に対し、男性職員は「一部は記憶になく、そんなつもりで言ったのではないものもある」と釈明。部下が病気になったことについては「反省している」と述べたという。

58歳ということですが、平成の初め頃までは、こういった、今では「パワハラ上司」でしかないものが、「熱血上司」「仕事熱心」といった肯定的な評価を、さらに上の人々から与えられていた側面があったように思います。検察庁にも、よく、そういう人がいて、他人の迷惑を顧みず、毎日、どなったりわめいたりしていたものでした。
そういった昔のカルチャーの中で、そういう方法がマネジメントの一環であるような感覚を身につけてしまった人が、そのまま今に至っていると、記事にあるようなことにもなってしまうでしょう。時代錯誤なやり方を改めるか、マネジメントを行う立場にいることをやめるか、いずれかにしないと、他人も自分も不幸になってしまう、ということを、記事を読んで感じました。